Jazz Softは2024年、日本からニューヨークに移転しました。
Swing ActiveXコントロール
SwingはSECS-I(SEMI E4)、SECS-II(SEMI E5)、HSMS(SEMI E37)の開発支援ツールです。 ホストやプロコン(プロトコルコンバータ)を開発するのに使います。 GEM対応装置を作成する場合にはbopを推奨します。
G社はVisual Basicには対応しておらず、T社はC++に対応していません。 SwingはActiveXをサポートする言語であれば、Microsfot Visual C++、Visual Basic、C#、Borland C++ Builder、Delphiなどさまざまな言語を使って開発することが可能です。 もちろん最新のMicrosoft Visual Studio 2017にも対応しています。 またG社の取扱説明書は英語ですが、Swingは日本語と英語で記述されています。
試用版をダウンロードしていただき、実際の良さを確かめることが可能です。もちろん費用は0円。購入前にじっくり検討できますので安心です。
せっかく安く購入しても開発に時間がかかったのでは、人件費で余計にかかってしまいます。 Swingは内部にSMLダイナミックコンパイラを実装しており、メッセージを簡潔に記述できます。 プログラムの行数が少なくなれば開発期間も短くなり、バグも減少します。 業界で最もシェアを持っているといわれているGW-Associates社(現在はAsyst社の一部)のプログラムと比較して、いかに簡潔に記述できるかを見てみましょう。 ここではC++言語で記述してみます。
GW-Associates社のソースコードを見て何が書いてあるか一目で分かるでしょうか? このメッセージを理解するにはプログラムのコードとして「読解」する必要があり、非常に分かりにくくなっています。 それに比べてSwingのソースコードは視覚的に捉えることができ、プログラミングの知識のない方でもSEMIの文献や通信仕様書を見たことがある方なら、何が書いてあるかが理解できるはずです。 また、行数を比べてみてもGW-Associates社のプログラムは17行、Swingではわずか2行で記述できます(上の例では可読性を上げるために改行しています)。 プログラミングの内容についても分かりやすくなっています。 GW-Associates社のプログラムではリストアイテムの個数を事前に知る必要がありますが、Swingでは含まれているアイテム数から自動的に計算しています。 このリスト項目数の間違いは最も頻繁に発生するバグの一つですので、その苦労から解放されます。