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Dorian.Core が追加されました。Dorian は .NET 6 と 7 に対応するようになりました。

Swing HSMS リファレンス   

プロパティ
Active
Appearance
BorderStyle
IniFile
IniSection
IPAddress
LocalPortNumber
Log
LogFile
MaxLength
PortNumber
Selected
Server
Show
T3
T5
T6
T7
T8

メソッド
Config
ConvertIPAddress
Disconnect
GetHostName
LoadIni
Send

イベント
Connected
Errors
Read
SelConnection

Active プロパティ

このプロパティの動作はServerプロパティの値によって異なります。

まずServerプロパティがTrueのときはLocalPortNumberプロパティで指定されたポートをオープンして待機状態になります。この時点ではまだコネクションは成立しておらず、クライアントが接続してきたときに初めて成立します。このようにコネクションが成立していなくてもポートがオープンできてクライアントの接続待ち状態になればActiveプロパティの値はTrueになります。

一方、ServerプロパティがFalseのときはIPAddressプロパティPortNumberプロパティで指定されたサーバに接続を試みます。IPAddressプロパティにはIPアドレスまたはコンピュータ名を指定することができます。サーバが同じコンピュータにある場合はIPAddressプロパティを""(空文字)で指定することもできます。自分のポート番号はLocalPortNumberプロパティで指定できますが、サーバの空いているポート番号を自動的に割り当てさせることも可能です。ポート番号が固定だと再接続が成功するまでに時間がかかってしまうことがありますので、自動割り当てを使うと便利です。自動割り当てを行うにはLocalPortNumberプロパティに0を指定してやります。サーバとの間にコネクションが成立したらActiveプロパティの値はTrueになります。

Falseをセットするとコネクションを解除します。アプリケーションを終了するときにコネクションを解除し忘れても心配ありません。コントロールが自動的に解除してくれるからです。サーバ側のActiveプロパティにFalseをセットすると接続していた全てのクライアントとのコネクションが解消されます。

構文

Visual Basic



Visual C++


戻り値

使用例

Visual Basic

.IPAddress = "hsms_server"
.PortNumber = 5000
.LocalPortNumber = 0
.Server = False
.Active = True   ' Open
If Not .Active then
  MsgBox "Cannot connect to server!"
End If


Visual C++

m_hsms.SetIPAddress("hsms_server");
m_hsms.SetPortNumber(5000);
m_hsms.SetLocalPortNumber(0);
m_hsms.SetServer(false);
m_hsms.SetActive(true);   // Open
if(!m_hsms.GetActive())
  MessageBox("Cannot connect to server!");

特記事項

接続相手のActiveプロパティがFalseになると接続は切断されます。このためクライアント側ならActiveプロパティが自動的にFalseになるので注意が必要です。

参照

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